2019年1月9日水曜日

大切なコミュニケーション



こんにちは。フィーリングスキースクールの望月です。
私の自宅は野麦峠スキー場から車で1時間ほどのところで、昨日は雪が舞っておりスキー場にも雪が降ることを期待しておりましたら、10cmほど野麦でも積雪があったようです。

雪の少ない今シーズンですが、徐々にコンディションも良くなってきていますね。

さて、今日はレッスンを通した生徒さんとのコミュニケーションということをテーマにしてみたいと思います。

フィーリングスキースクールではほとんどが少人数のプライベートレッスン(フレームレッスンも1時間半のプライベートレッスンですね)、なので多人数のグループレッスンとは異なり、個々の生徒さんともコミュニケーションが取りやすくそれが結果的にスキー技術の向上にも役に立っています。

先日もそんなレッスンがありました。その方は過去一回だけスキー経験があるのですが、その時にあまりよい経験を出来なかったようでした。

しかし、スキーを履いて歩く、平地を滑るということをしてもらうと、乗っているポジションも良いし、問題なくスキーが出来そうな感じなので、そのことをまず伝えました。

階段登行(カニさん歩きで、横向きで斜面を登るアレのことです)では、最初少し苦労しましたがエッジを使ってうまく登れるようになってきました。教師からしたら、たいていの人ができるようになって当たり前のことなんですが、生徒さんご本人にしてみれば初めての経験で、不安や恐怖感(誰でも自分で制御出来ていないと感じることは怖いのです)を持ってやっていることなので、出来た結果だけをほめるだけでなく、努力していること、そのものも、ほめて前向きな気持ちで練習していただくようにしています。

そして直滑降。何もしないでただスキーの上に乗っていて、平らになるので自然に止まるというだけのことですが、少しずつでもいろんなことが出来ることで自信が生まれて、楽しさにつながります。

レッスン中には生徒さんを見守り、表面に見えることや言葉で聞くことだけでなく、心の中も推し量りながら進めていきます。

次はトライスキー(プルークを保持するために両スキーの先をつなぐヘルパー)をつけての滑走。今回は少し不安感の強い人でしたので、トライスキーを使用しました。開き具合の小さなプルークから大きいプルークを作っての停止を2,3回繰り返してある程度出来るようになってから、いよいよリフトに乗ります。

ここでも大概の生徒さんは、言葉に出すかどうかは別にして、初めて乗るリフトの乗り降りに不安を感じています。一対一でリフトに乗る場合はまだ良いのですが、一緒に乗れない人がいる場合にはリフトに乗る前にやり方をしっかりと説明します。

リフトを降りてからは、トライスキーをつけていても最初は私がスキーの先を押えました。これも普段はしないことですが、そうした方が良いと感じたからです。そのまま、プルークを小さくしたり大きくしたりして、滑る止まるが出来てから一人での滑走を開始しました。

今回はここで初めてオレンジを足裏にイメージしてもらいました。一人で滑るのは不安ですが、オレンジに意識を集中することで、からだは少しリラックスすることができます。今度は人対人ではなく、人対雪のコミュニケーションをしていただくのです。

オレンジを絞るイメージで、プルークを大きくしながら停止。イメージの力で急激に自分で圧を加えたりすることなく、雪からくる圧のコントロールがだんだんと出来てきます。

真っすぐ滑ることに慣れ、自分でスキーを止めることが出来てきたという安心感がある中、片方のオレンジをしっかりとつぶしてもらうこととイメージしてもらうとターンが始まります。そして、スキーが回ったら一旦両足のオレンジを意識してもらってから、次の足のオレンジをつぶします。

最初は外スキーに対する荷重が十分で無いので、少しスキーが回る程度なのですが、慣れるに従って外スキーにしっかりと乗ってもらうようにします。すると、スキーが横を向くくらいまで回り込んできますので、スキーが真下を向いていると加速してしまうが、スキーが横を向くことによりブレーキをかけなくても減速してスピードコントロールができることを理解してもらいます。

そうこうするうちにレッスンは終了したのですが、レッスン前には不安そうにしていたのに、最後には笑顔で「楽しかったです」と言っていただけました。

少しでも自信をつけていただき、楽しんでいただくことが出来れば、生徒さんにとってもお金を払ってレッスンを受けていただいた甲斐があるというものです。私としても少しでもスキーを楽しむお手伝いが出来たことを嬉しく思います。

今年もシーズン最後までこんなレッスンを続けていきたいと思っています。



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