2019年5月12日日曜日

乗鞍岳BC

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

前回のブログで望月が乗鞍BCについて書いていましたが
今回も引き続き乗鞍BCの話題をお届けします。

私の乗鞍BC歴は20年以上ですが
その半数以上が主要なスキー場のGW営業が
終ったあとの次の週です。

その間、経験や道具類も手に入れ
ここ5年くらいでスキー場が営業している期間でも
登って滑るようになりました。

しかし、通常にスキーを楽しまれている方から
するとまだスキー場が営業している期間にも関わらず
登ってまで滑るというのはなかなか
理解しにくい点があると思います。

今回は、その理解しにくい点を
私がどうやって超えてきたのかを紹介させてもらいます。

まず一番はお手軽に海外スキーの雰囲気が
体験できるということです。

海外スキーというと皆さんどんなイメージを持ちますか?

林など視界を遮るもがなく広大な景色の中で
滑っている風景を想像される方が多いのではないでしょうか?

それに比べて日本のスキー場はほぼすべてが
森林限界以下にあります。

ということはリフトに乗って滑るところは林や森などがなく
地形そのものを滑れる場所はほぼないということになります。
注)豪雪地域で林すら埋まってしまうところがあります。

かといって海外スキーに行くとなると
お金とお休みが必要になります。

この二点が多くの方にハードルとなるかと思います。

しかし、BCスキーであれば1日で
海外スキーのような地形を滑ることができます!

海外スキーのような風景だと思いませんか?

そして2番目は道具の進化です。

私が初めて乗鞍に登って滑った時は
登山靴をはいてすべての道具を背負って登りました。

今思うと若かくて体力があったからできたのだと思います。
あの装備で今のように楽しみながら
登れるかと考えるとかなり疑問に思います。

今はBCブームということもあり
多くの道具類が販売されています。

そのおかげでBCスキーのハードルが非常に低くなってきています。

ちなみに私もスキーシール、TLTビィンディングと
専用ブーツを利用しています。


この道具類のおかげもあり
今回のBCスキーは乗鞍スキー場の
三本滝レストハウスから登りを開始し

標高差1200mほどある頂上まで
約4時間30分で到着しました!


今回は天気がよかっこともあり
道中の景色も楽しみながら登れました!(^^)v




そして最後の三つめはゲレンデでは体験できない
雪質を楽しめるということです。

今回も頂上付近から滑り出すときは前日のシュプールが
まったくずれ幅の無いもので
かなり難しいコンディションかと想像されました。


しかし滑り出してみると前日とは条件が
変わっているようで斜面に刻まれているシュプールのような
全くずれないような雪ではなく
しっかりとスキーに乗ればちゃんとズレてくれ
非常に快適な滑走を楽しめることができました!(^o^)丿
3000m付近からの斜面


2800m付近からの私のシュプール(^^)v

どちらもかなり快適でした!

標高2500m付近から下はストップスノーの
比率が増えだし快適といえない状況になりましたが

天候、気温、日のさし方などで雪質が変わる中で
そのコンディションを楽しめた時の
爽快感はゲレンデで感じるものより
何倍も高いものです!

また斜面も30度を超えるような
急斜面もあり
ゲレンデでは体験できない滑走を
楽しめる点も大きな魅力の一つです。

この写真の右側斜面は30度以上&
途中からストップスノーとなり
かなりスリリングな滑走となりましたが…(;^_^A

これら3点が私をBCスキーに導いてくれた大きな要素です。

シーズン中も少なくない方からBCスキーに
興味があるとのお話をお聞きしました。

やってみたいけど、どうすればよいのかな?
どうすれば楽しめるのかな?
という方はこれらの点を意識して
準備、トライしてみてはどうでしょうか?

興味や質問がある方は遠慮なくお問い合わせください!




by オッキー

2019年5月2日木曜日

スキーの総合力が上がる

みなさん、こんにちは。望月です。
今シーズン二回目の乗鞍岳でのバックカントリーに行ってきました。
松本市内は晴れ予報だったんですが、そこは山の天気。8時半のバスに乗る頃には雪が降り出す荒れた天気で、雪が収まったと思ったら、時々吹く強風にあおられたりしましたが、徐々に天候も回復し、摩利支天岳に登り、富士見岳へ移動して一本目はそこからドロップイン。登り返してツアーコースに向かい、無事に滑って帰って来られました。

さて、今日のタイトルですが、ゲレンデと違い自然のままの雪を滑るのがバックカントリーです。ゲレンデなら雪が悪そうだから、ここは滑らないとかの選択ができますが、バックカントリーの場合は、最善のコースの選択はしますが、基本的に目の前の斜面は滑らないと帰れませんので、スキーの総合力が問われます。

今日は最初にドロップインした場所はカリカリのアイスバーンの上にところどころ新雪が乗っている状況。整地されたゲレンデなら多少硬くてもこんな風に滑れるだろうなという予想がつきますが、バックカントリーでは滑ってみないとわからないので、最初は慎重に雪の状態を見ながらスタートしてその雪に合ったターンをしていきます。

偉そうなことを書いてますが、今日は最初は横滑りとプルークスタンスを使って滑っており、端から見たらあんまりカッコ良くは無かったでしょうね。

徐々に引くターンや普段滑っているフィーリングなどを試しながら滑って行くのですが、その間にも雪はどんどん変わります。きつめのクラストだったり沈む雪だったり、ザラメが出てきたり。そのたび調整、調整で滑ります。

そうこうしている内に、ツアーコースに戻ってきても、ここは登山者も通るのででこぼこしてるし雪も重いとなって足も疲れてきてるし、けっこう気を使います。

でも、最初は格好なんか二の次で滑って降りられれば上等くらいの気持ちで降りて来るのですが、いろいろな雪で揉まれると普段やってるフィーリングスキーが応用できる事も多く、滑り終わった後に多少の自信も感じることができました。スキーの総合力を鍛えるのには、なかなか良い機会ですよ。

バックカントリーを始めるには、用具もいろいろと必要で、少しハードルが高いですが、乗鞍にはスキーだけあれば、ビーコン、ゾンデ、スコップと言った必須用具や新雪用のバスケットが着いたストックや、ザックにスノーシューなど全部レンタルできる入門コースツアーもありますので、一回試しにやってみたいという方は、スクールに来られたときにご相談ください。