2020年3月16日月曜日

質の高いドリル練習

みなさん、こんにちは。望月です。

先日、小学生のRちゃんの一日プライベートを担当させていただく機会がありました。

以前に一時間くらい一緒に滑ったことがあるのですが、もう3年くらい前のことだと思いますので、すっかり大きくなっていて見違えるほどでした。

レッスン前に何か滑っていてうまくいかないことは無いか聞いてみると、
・急斜面でスピードが抑えられなくなることがある
・小回りができない
ということでした。

まだ小学生ですから、小回りのできないのは無理もないのですが、スピードコントロールに問題が無いか見てみると、スキーのズレをうまく使えていないようでした。

ズレのコントロールというのは、ズラすことにより直接スピードを落とすという他に、前回も書いたようにターン弧をうまくコントロールして、それによってスピードをコントロールするという意味があります。

早速、横滑りを使って練習を始めたのですが、スキーと一緒に体が回ってしまい、下へ下へと真っすぐに斜面移動するのが難しいようでした。

落下しながらスキーを真下にズラし続けるのには、適度な外向が必要です。そこで、少しだけ体の使い方を教えて、きちんと外向姿勢が取れるようにしてから、オレンジをスキーの外側に転がして行くという練習をしていきました。

これにより、スキーが雪の抵抗を受けてたわんで切れ上がるようになり、急斜面でのスピードコントロールが楽になってきたようです。

それからオレンジのバトンタッチにより、左右のスキーの切り替えをスムーズにする方法を学んで、できるようになってきたら、私が声をかけて切り替えのタイミングを取るようにして、それを段々と早くできるようにしていきました。

小さなターンができるようになってきたので、私が後ろを滑ってアドバイスを送りながら、樹海コースを小回りで滑ってみました。

緩斜面ではスピードコントロールは問題ないな、と思っていましたら、峰の原の下に出る少し急になるところで、私が何も言わないで様子を見ていたら、自分の判断できちんとターン弧を切り上げてスピードコントロールして滑っていました。

うーん、素晴らしい!!

ターンの初めからうまく雪の抵抗を受けているので、スキーがターンインしていくのが素早く、切り替えもスムーズ。まだ急斜面では後半ターン弧が少し大きくなってしまいますが、スピードコントロールは全く問題ありません。

むしろ、私が普通に後ろから着いて行こうと思っていると、Rちゃんのスピードが速すぎて、意識的にスピードを上げていかないと離されてしまう始末。レッスン前と比べると、素晴らしい上達ぶりでした。

文章で書くと、何となくサラッと滑ってこんなに上達したように感じるかもしれませんが、実はレッスン中の練習の質と量によるものです。

具体的に言うと、一つの練習をリフト2本くらい丸々、私が前を滑ってお手本を示したり、後ろを滑って指示をしたりしながら、集中してトータル四時間半滑るというかなり密度の濃い、ドリル練習を繰り返しました。

プライベートレッスンでも、人数が多ければ休んでいる時間がありますが、今回は一対一でしたので、単純に体の疲れ以外にも集中して滑るので精神的にも疲れます。

若くて一日元気で滑れたものの、天気も良くて暑かったですし、レッスン後は疲れて水を飲んだりお菓子を食べて休憩してから、最後にお父さんたちと滑りに出かけて行ったくらいです。

他のスポーツ同様、スキーがうまくなるには地道に練習を繰り返すしかありませんが、滑走時間を多くしただけでは、頑張っている割になかなか効果がでないことが多いのです。

練習の質に関しては、一人ひとり状況が違いますので、ここで一言で説明するというわけにはいきませんのが、疑問点などありましたらスクールに来てみてください。

実際の滑りを見れば有意義なアドバイスができると思いますので。

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