2020年3月7日土曜日

昔からある技術を見直す

望月です。

私のスキー仲間で、30年くらい前に正指導員資格を取ったJさんがいます。昔は良く一緒にスキーに行って教えてもらったりしていたのですが、最近はスクールの方が忙しいので、なかなか一緒に滑ることは出来ませんでした。

去年の秋に、私が機会があって彼の仕事場を訪ねた時に、今シーズンは一緒に滑ろうと約束をしていて、ようやく先日、一緒に滑ることが出来ました。

Jさんがスキーを覚えた頃は、真っ直ぐな2mくらいの板の時代でした。もちろん、今ではカービングスキーを使いこなしていますが、普通に楽に滑るときはスキッディングを基本として、条件により切れのあるスキーをしたりしています。

小回りもピボット操作を使ったウェーデルンで滑ることが多く、ズレの要素をうまく使うことにより、弧の非常に細かいターンから、大きめのターンまで弧のサイズを自由自在に描くことができます。

こういう技術があると、コブの中でピッチが変化した時なども、余裕をもって対応ができ、技術の幅が非常に大きくなります。

最近は小回りもスキーを外に出して、サイドカーブを利用して滑る技術が主流になってきていて、これでも大回りから、中回り、小回りとターン弧を変えて滑れるのですが、スキッディングをうまく使うのに比べると、大回りはこのくらい、小回りはこのくらいとターン弧がある程度決まってしまい、自由にターン弧を変えるのは難しいと思います。

何年か前に、昔からのスキー理論を大幅に変える滑りというものが、某スキー連盟主導で盛んに取り沙汰され、これが最新の滑りだと言われていたのですが、結局は理にかなったものではなかったのか、今ではあまり語られることがなくなってしまいました。

用具や技術的な進歩により、スキー技術もだんだんと洗練されていくのでしょうが、昔からある技術を学んでみるのも、スキーを自在に操る助けになるということを再認識いたしました。

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