こんにちは、フィーリングスキースクールの望月です。
年末年始に毎年末野麦に来てくれるOさんファミリーのHちゃんを担当させていただきました。
もうほとんどの野麦の斜面を滑る事が出きるのですが、基本的なことを確認したいと思い、始めはバンビで練習しました。その後トレバンに移り少し斜度のあるところの基本練習をおこなってから、上部ゲレンデへ。
今年の野麦は久々に雪が多く、コースサイドには粗踏みが。レッスンしながら私が先行して粗踏みに入って行きます。数年前の同じ状況だったら、彼女もターンしながら同じところを滑って来たのですが、今回は微妙に通常のコース側へ行きます。
彼女も小学校五年生になりましたので、成長して見た目の危険というのを察知するようになったんだね、と気づきました。
小さい頃はただ教師を信じて着いてきたので、その分すごく上達出来たのですが、これからはそういうわけにはいかなそうです。
そこで彼女に話をしました。
「成長していろいろなことがわかるようになつてきたんだね。怖さを克服するためにはどうしたら良いと思う?」
「結局、ちゃんとした技術を学んで経験を積んで、自分が出来るってことをわかるしかないんだよ。」
その後、いろいろな練習をして技術を学んだ結果、樹海コースの緩斜面では、きちんとストックを使って小回りをして、必要に応じてターン弧を切り上げてスピードコントロールが出来るようになりました。
そこから峰の原との合流点では今度は自信を持って、斜度は緩いものの新雪に自分から飛び込んで行って、楽しめるようになり、お父さんにその様子を見せたら、すごく上手になった、と喜んでいただきました。
わたしもHちゃんの成長を我が子のように喜んだのでした。
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